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2017年7月14日

分譲マンション賃料の推移から見る今後の注目エリアとは?

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株式会社東京カンテイが、2017年6月の「三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移」を発表しました。

それによると6月の首都圏・分譲マンションの賃料は前月比-0.5%の2,619円/平米と3ヶ月連続で下落しております。特に東京23区は、小幅ではあるものの3ヶ月連続で下落し続けており、マンション価格高騰の波が穏やかになりつつあることを示しています。

とはいえ、代々木公園駅近くに建設中の「Brillia tower 代々木公園CLASSY」が第一期130戸余りが即日完売したり、「国家戦略特区認定事業」として、有明に都内最大級の住宅商業複合施設の建設が予定されているため、再度有明人気も高まる事を予想されますが、東京都内の不動産に対し海外を含めマンション投資家の注目が少しずつ薄れている状況が懸念されています。

都内に代わり、今少しずつ人気を高めているのが神奈川県、埼玉県、千葉県。

上記同様、6月の分譲マンション賃料では、千葉県は下落しているものの神奈川県・埼玉県では回復傾向に転じています。主要都市では横浜市、さいたま市の伸びが強く、今年最高値を更新しました。

SUUMOによる「住みたい街ランキング」最新版でも、大船・川崎・辻堂や大宮・浦和・さいたま新都心がランク外等から大きく順位を上げてランクインしております。

いずれも近年、駅周辺の商業施設が開業したり新たな路線が乗り入れたりとこれまで以上に利便性が改善されたエリアです。

東京の土地・マンションの値段が高騰していく中で、これからも開発が続き、発展していく街に目を向けてみると、想像しなかったような魅力的な街との出会いがあるかもしれません。

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