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2019年11月30日

ディスポーザーについて

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ディスポーザーとは

台所のシンク下に設置可能な生ゴミ粉砕機です。
生ゴミをシンクに溜めることなく、衛生面を保つ設備です。
最近は特にマンションには付帯していることが多く便利ですが、
使用方法について知らないと、故障の原因となり高額な修理費や
交換を要することになりますので、取扱説明書を確認してから使用しましょう。

今回は、ディスポーザーのメリット・デメリット及び使用の注意点について説明します。

【メリット】
・生ゴミが溜まらないので、虫の発生を軽減できる。
・手軽に生ゴミが処理ができ、悪臭を防ぐことができる。
・掃除の手間を軽減できる。
・ゴミの量を削減できる。

【デメリット】
・排水溝の生ゴミ付着を防ぐ必要があるため、定期的な手入れやメンテナンスが必要。
・専用の浄化槽を必要とするため維持管理費や故障した際の費用がかかる。
(耐用年数は凡そ、7~8年)
・水道、電気代が若干かかる。

【使用についての注意点】

間違った使い方をすると故障の原因にもなり、
機器の取り替えに10~20万円かかってしまいます。
長く使い続ける為には、正しい使い方をするよう注意が必要です。

1.流してはいけない食材・洗剤を理解しましょう。

■塩素系洗剤に弱い。
塩素系の洗剤は金属腐食を起こし、金属の亀裂や穴の原因になります。
また、パッキンなどのゴム樹脂などにも影響を与えやすいので、
使用後は必ず水を流して洗剤の成分が残らないよう心がけましょう。

■熱湯に弱い。
プラスチックの部品は、熱湯を直接流すと変形してしまい機能を失うことがあります。
調理中の熱湯やカップ麺のお湯などをそのまま流さないように注意しましょう。
亀裂が入り漏水の原因となることもあります。
熱いものを捨てる際は冷ましてからか水と一緒に流すようにしてください。

■入れてはいけないもの。
・貝殻や金属などの極端に硬いもの。
刃の損傷や、挟まって動かなくなることがあります。
・同じものを大量に入れない。
うまく粉砕できずに排水管に詰まってしまうことがあります。
複数の種類を適度な量を処理するのがよいです。
・繊維質のもの。
繊維質のものには弱いです。
刃に絡まり動かなくなってしまうことがあります。
例として、トウモロコシの皮やヒゲや玉ねぎの皮などです。
投入する場合には、細かくして処理するようにしてください。

2.使用時は水を流し続ける
粉砕した生ゴミを流すために水を流す必要があります。
水の流し忘れや量が少ないと作動しない場合があります。
また、作動停止後も少し水を流し続け、しっかりと生ゴミを流し切ってください。
自動給水型のディスポーザーの場合は気にしなくていいです。

3.自動で止まるまで待ってください。
自動で止まるまでは電源を切らないでください。
途中で止めてしまうと内部にゴミが残り、悪臭や機械の腐食の原因となります。

4.内部に触れる場合は、必ず電源を切る。
内部の掃除や、スプーンなどの食器を落としてしまった場合には
必ず本体の電源を切ってからにしましょう。
内部は金属刃ですので誤作動でケガをしてしまう可能性があります。
お子様の安全も考え、使用時以外は本体電源を切ることをおすすめします。
※動作不良などの場合は無理せずに業者を手配しましょう(お金はかかりますが・・・)。

【排水管が詰まった時の初期対応について】
・排水管詰まりの原因で多いのが、配管内の油が冷え固り生ゴミが引っかかってしまうことです。
その場合は、まず水が引くのを待って、ディスポーザー内のゴミを取り除き、お湯を流してみてください(熱湯禁止。60℃くらいがよい)。
改善しない場合は、業者に依頼してください。

【お掃除について】
・ディスポーザー内のゴミがない状態で、氷を入れて作動させてください。
ヌメリなどが気になる場合は、食器用中性洗剤を数滴入れてみてください。
臭いが気になる場合は、ミカンやレモンなどの柑橘系の皮や重曹などを
一緒に入れるとよいです。

以上、参考にしてみてください。

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