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2018年10月23日

虎ノ門エリア再開発について

Toranomon
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●はじめに

現在、東京オリンピックに向けて、都心中心部の至るところで再開発工事が行われております。その中において、虎ノ門について少し触れたいと思います。

●マッカーサー道路

ルームくん
マッカーサー道路なんて初めて聞いたけど、どこだろう??

マッカーサー道路は「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の一部、異名です。

メインスタジアムの新国立競技場、都心部〜晴海、選手村〜豊洲、有明などの豊洲市場、湾岸エリアと東京オリンピックの大動脈になる道路です。

築地市場の移転延期などもあり、まだ全開通ではないですが、総延長14kmの道路が全開通になれば物流含め飛躍的に湾岸から都心部へのアクセスが良くなります。

●新駅誕生

ルームくん
品川~田町間以外の場所にもできるんだ。

そうです。東京メトロ日比谷線に新駅ができます。

以下UR都市機構資料抜粋しました。

 

東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備にかかる工事着手について

新駅は日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間の国道 1 号と環状第 2 号線の交差点付近に位置し、相対式 2 面のホームを設置いたします。工事にあたっては日比谷線の既設トンネルに影響を与えないアン ダーピニング工法を採用し、列車及びお客様の安全を確保しながら工事を進め、2020 年東京オリン ピック・パラリンピック開催前の供用開始、2022 年度最終完成を目指します。

2020 年供用開始時には、ホーム及び暫定の改札口は地下1階に設置し、その後 2022 年度の最終 完成時には改札口を地下2階に設置(移設)する予定です。

・事業の名称

地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業

・事業主体

独立行政法人都市再生機構

・設計・工事

東京地下鉄株式会社(独立行政法人都市再生 機構から受託)

・事業スケジュール

2016 年 2 月工事開始、2020 年供用開始 ※2022 年度最終完成予定

※東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用開始を目指します。

・事業費

約 170 億円 ※供用開始時までの事業費

・整備位置

東京メトロ日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間 (下図) 東京都港区虎ノ門一丁目 22 番地先

・駅の形状等

相対式ホーム 2 面、計画延長 147m

地下 1 階にホーム及び暫定改札設置(供用開始時)※最終完成時には地下 2 階に改札設置(移設)

・施工方法

開削方法、アンダーピニング工法(現在の日比谷線トンネル直下の施工)

●森ビルのプロジェクト

ルームくん
言わずと知れた、森ビルの虎ノ門のシンボルタワー「虎ノ門ヒルズ森タワー」。その他にも色々と計画されてるんですね。どこだろう??

今回は、建設中のもの、これから建設されるもの含め以下ご紹介します。

 【仮称 虎ノ門ヒルズビジネスタワー】

所在地:港区虎ノ門一丁目の一部

敷地面積:10,100平米

延床面積:173,000平米

用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等

階数:地上36階地下3

竣工:201912(予定)

構造:S造、RC造、SRC

 

【仮称 虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー】

所在地:港区愛宕一丁目、港区虎ノ門三丁目の一部

敷地面積:6,530平米

延床面積:121,000平米

用途:住宅、店舗、子育て支援施設、スパ等

階数:地上54階地下4

竣工:20211(予定)

構造:RC(一部S造、SRC)

 

【仮称 虎ノ門ヒルズステーションタワー】

所在地:港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部

竣工:2022年度(目標)

 

●まとめ

国際都市東京の中心として、オリンピックを機に虎ノ門界隈もかなり様変わりしそうな感じですね。以上、虎ノ門再開発についてでした。

 

 

 

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