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2018年4月17日

パーキンソンの法則(Parkinson’s law)

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パーキンソンの法則(Parkinson’s law)について

 

最近読んだニュースの中で、

「終わるわけない仕事量・残業減らない理由トップ5」という記事を読みました。

2位〜4位色々と理由があれど、ダントツの1位は、「仕事量が多い」という理由だそうです。

確かに、時期やクライアントにより、仕事量が自分のキャパシティを超える事は少なからず一般の社会人であれば皆さんある経験かと思われます。

勿論、単純に一人当たりに対する仕事量が多く、社員の時間外労働に頼っている会社もありますが。。

 何で仕事が終わらないのか、自分のやり方が効率悪いのか、そう思う方は少し考え方を変えてみると見え方も捉え方も違ってくるかもしれません。

 

 「パーキンソンの法則」

パーキンソンの法則というのを皆さんご存知でしょうか。

 1958年著作、イギリスの歴史・政治学者の、シリル・ノースコート・パーキンソン氏による『パーキンソンの法則:進歩の追求』の中で提唱された法則の事です。

 

具体的には、

1法則

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

2法則

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

 

2つからなる、というものです。

1法則も第2法則も本質は同じですが、第1は仕事、第2はお金に関する内容となっています。今回は仕事についてのお話なので、第1を掘り下げます。

 

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

 やってもやっても仕事が終わらない

残業ばかりしている

いつも提出期限ギリギリで完了する

 

もし、上記に一つでも該当すれば、それは

パーキンソンの法則の第1法則が働いているかもしれません。

 時間で終わる作業でも、タイムリミット1日と言われれば、人はまるまる1日使ってしまいます。時間があればあるほど質にこだわり時間を全て満たしてしまう、完了を先延ばしにし1日中仕事を抱える状態になってしまうものです。

また、多くの会社がそうかもしれませんが、1人の方が1つの仕事だけやっていればよいというものではなく、複数の仕事を、各案件の時間軸で動かして対応処理しなくてはいけないかと思います。

これらの要素が噛み合う中、リミット設定がしっかりできてないとキャパオーバーとなり、残業ありきの時間軸を自分の中で設定し、その時間内に仕事が膨張していくという負の連鎖になりやすいのです。

 

人は知らず知らずのうちに与えられた時間を全て満たすまで使い切ります。それは同時にお金も消えているのと同じような事だと思います。自然に任せず、「自ら時間をコントロール=意識し対応する事」が最大のポイントかと思います。

 

まとめ

「言うは易く行うは難し」と思われるかもしれません。

しかし、意識するかしないかで、少しづつですが成果が変わり、結果が大きく違ってくるかと思います。

もし冒頭で話したような事を改善したいというお気持ちがあれば試してみるのも良いかもしれません。

 

 

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