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2017年4月4日

お部屋の方位メリット・デメリット

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マンションや一戸建ての方位(開口部)は南向きが良しとされる傾向が強いと思います。インターネット上の文面や募集広告などでも南向きを強調する文言を見かけた方も多いと思います。「南向き」=「良い」と考えている方も多いのではないでしょうか?なぜ南向きが良いと言われているのか、デメリットはないのか掘り下げてみました。

■南向き部屋のメリット

日本では太陽は東から昇り、南の空を横切り西へと沈みます(知ってますよね笑)。なので、南向きの方位(メインの開口部)がるお部屋(戸建)は、昼間の長い時間に陽が差し込むことが特徴でメリットです。

南向きは太陽の光で明るく日中は照明を点ける必要がない事が多いです。冬場は暖かく過ごしやすいと思います(暖房費が節約ができるかも)。日中に在宅が多い人は、恩恵を充分に受けれます!またバルコニーが南向きですと洗濯物もよく乾くでしょう。観葉植物、ガーデニングもおススメです。

 

■南向き部屋のデメリット

陽当たりが良い反面、紫外線も強いので壁紙や床、家具・書籍などが傷みやすいことがあります。また、周辺環境によりますが、夏場など暑くなりすぎて一日中エアコンを付けないと過ごせない場合も多く、光熱費が高くなることも。。。泣

ですが、南向き部屋は人気が高いです。同じマンションでも他の方角の部屋に比べ、賃料が高く設定されている場合も多くあります。仕事で日中家にいる事が少ない人は、南向き部屋のメリットはあまり感じられないかもしれませんね。

 

■書斎やパントリーには、南向きに不向き

南向きにある部屋は家具や書籍が日焼けしやすいのは先程ご説明の通りです。本や大事なコレクショングッズを保管する場所としては適していません。トイレなどを南向きに配置すると、狭い空間は夏場空気がこもって暑くなりすぎることがあります。趣味などで魚を飼育する場合の水槽も、夏場に水温が上がるので、設置を避けた方が無難です。

また、大昔は台所を南向きにすると食物が傷みやすくなるので、北に配置すべき!と、言われた時代があった様です。現代は冷蔵庫があるので、そんなことない様ですが、食べ物を常温保存したりするパントリーが南向きにある物件は避けたほうが良いかもしれません。

 

■「南向き」にとらわれない

せっかく陽当たりが良いと言われる南向きでも、向かいのマンションなどから丸見えだったり、南向きの景観・眺望が悪かったりという要因で、カーテンを閉めっぱなしでは意味がありません。また、南側に高い高層マンションやビルがあると、物件によっては長時間、日陰なんてことも。「南向きでさえあればベスト!」と、単純に判断は禁物です。マンション・戸建の周辺環境やご自身のライフスタイルも考えましょう。

 

■東向き部屋の特徴

日本での東は太陽が昇る方角です。東向きの部屋は南向きに次いで人気がです。夏場は、夜の涼しさが残ったまま朝になるので、爽やかな目覚めが得られるでしょう。そのため、朝弱い方や、毎朝しっかりと目を覚ましたい人はおすすめです!昼頃からは陽が当たりにくくなりますが、日中あまり家にいない人であれば気にならないはずです。

 

■西向き部屋の特徴

西向きは午後から夕方にかけて陽が差し込みます。朝や昼間までは光が当たらないので、夜勤などで午後まで眠っていたい人にはおすすめです。午後に洗濯物を干しても乾きやすく、冬場は日中の暖かさが夜まで残りやすく良いですが、夏場は暑さと西陽が厳しいという声が聞かれます。

 

■北向き部屋の特徴

皆さんは北向きの部屋は寒い・暗いというマイナスイメージ持っていませんか?確かに、陽が当たりにくいため冬場は寒い傾向もありますが、夏は比較的、涼しく過ごしやすいというメリットもあるのもお忘れなく!南向きのような強い光は当たりませんが、大きめの窓などがあれば一日中安定した柔らかな明るさを確保できます。カーテンを開けて過ごすことができる環境などであれば、北向きでも充分に明るいのです。

 

いかがでしたでしょうか。是非、これからのお部屋探しなどにご参考下さい。また、これからマンションや戸建てをお貸し出しを考えられているオーナー様もご自身の物件のメリットデメリットについてご参考下さい★

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