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2017年1月19日

都内の高台vs湾岸

参考写真
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都内の高台

高台の住宅と聞くと、景色が良いものもあるけれど、家賃が少し高めな割りに駅から遠かったり、坂道が多くて周りにコンビニなど商業施設も少ないし、道もなんだか車だと回り道をしないと大通りに出れなかったりと不便を感じるのは私だけでしょうか?

 

実際にそうところが多いのです。

デメリットの方が多いかな?と思っていたのですが東日本大震災の後、ある調査では約半数の人が住宅の再建について高台に移転しての再建を希望しているとの事です。

当時の話ですが、被災地だけでなく、液状化による家屋の被害も報道されたため、日本全国で居住地として湾岸など低地の人気が低下し高台の人気が高まっているそうです。

日本では武家を中心に町が作られたので、大名や旗本の屋敷がある山のほうを「山の手」と言い、昔から高級な住宅地というイメージが定着しています。
なぜ武家が「高台」のほうに住んだかというと、攻められにくかったり、昔は治水が不十分だったため、たびたび起きる洪水などの被害を免れるためにも、高台に住むことが重要だったそうです。

どこにあるの?

ちなみに東京では武蔵野台地の東端を山の手と呼び、本郷、小石川、牛込、麹町、四谷、赤坂、麻布、芝などの事を言います。

現在の高台のメリットとしては、眺望や日当たり、都市部に比べ、自然が多いなどがあげられます。

そして高台は災害に強く、津波に対してはもちろん、台地や丘陵地といった高台は、強固な地盤でできている為、地震の揺れに対しても強い。
どれほどかと言うと関東大震災では山の手は木造家屋の倒壊率が下町の半分以下だったと言われてます。

とは言うものの、台地とは対極に多く見られるタワーマンションは、1Fや2F迄が商業施設になっていて買い物が便利、周辺には病院や学校、公園なども計画的に作られていて、湾岸エリアはファミリー層への人気を獲得し続けております。

マンションの共用部や室内は質の高い設備や共用施設、ホテルのようなコンシェルジュがあったりとサービスが充実しているなどのメリットがたくさんありますし、そもそも耐震基準を満たして建築され、水害も今と昔では大違いなので、私は1~2年で良いから1度はタワーマンションに住んでみたいと思います!

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