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2015年8月20日

渋谷駅周辺の再開発

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たくさんの人が行き交うターミナル駅「渋谷」。

規制緩和を主な理由として4街区6棟の再開発が進んでいます。

今後の渋谷はどうなるのか・・・?

オリンピックまでに駅周辺が一新

渋谷駅周辺は2005年に都市再生緊急整備地域、2012年に特定都市再生緊急整備地域に選ばれました。

その為、特別地区の指定による容積率の緩和を理由として東京オリンピックの2020年までに20万㎡超えのオフィスのための敷地が供給されます。

まずは東側(ヒカリエ側)に地上46階地下7階を建設中。
ヒカリエの明治通りを挟んで向かい側に、2019年完成予定です。

今年の3月には東急プラザが閉館となりオフィスと商業複合型のビルの建設がはじまりました。

東急東横線があった場所の開発は地上34階建てのビル2018年の開業に向け解体が進んでいます。
高層部にはオフィス、中層部にはホテル、低層部には商業施設が入る予定です。

JR渋谷駅の上には地下2階地上10階建ての中央棟、地下5階地上13階建ての西棟が建ち、駅周辺の再開発が終了するのは2027年の予定です。

 

渋谷区庁舎の建て替え

1964年に建った渋谷区庁舎は耐震性に問題がある為

隣に建つ渋谷公会堂と一体で建て替えが行われます。

そして区の負担を軽減するため、敷地面積12,418㎡のうち4,565㎡を民間事業者に70年の借地として貸し出します。

その事業者は権利金の代わりに庁舎と公会堂を建て、区に譲るという仕組みです。
事業者は39階建てのマンションを建設予定。

 

まとめ

毎日のように渋谷にいる方や、渋谷に行くたびに「まだ工事しているのか~」と思っている方は少なくないと思います。

その中で何をつくっているのか、何のために再開発をしているのか知らない事も多いかと思います。

オリンピックまでに多くの施設は完成予定ですが、駅周辺の最終完成予定は2027年・・・

あと12年後の渋谷はどうなってしまうのでしょうか・・・

期待をもって大都市「渋谷」を眺めていたいものです!

 

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