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2015年8月18日

競売物件って何!?

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競売物件って何!?

不動産売買では低価格でお宝物件が手に入る!
不動産賃貸では契約前の重要事項説明時に抵当権の説明時に
競売のお話しがでることがございます。
※注意事項 初心者は競売に絶対手を出してはいけません

そもそも不動産でいう競売とは?

簡単に言うと「不動産オークション」です。

日本語訳では「競売=きょうばい」と発音しますが、今回説明する裁判所が行う不動産競売の手続きでは
「競売=けいばい」と発音します。
一般的にはローンを組んで不動産(土地・建物)を購入します。
ローンの支払いができなくなると最終的に金融機関はその物件を差し押えます。
差し押さえた物件は、裁判所に競売を申し立てをして売却します。

競売物件の種類?
居住用はもちろんですが、店舗や事務所、オフィスビルや一棟丸ごとアパート・マンション
農地や道路もないような山間部の山林なども競売物件としてでることもございます。

競売物件にはデメリット・メリットはあるの?

まずメリットになるのは入札の基準となる価格が一般の不動産の価格より低いことです。
競売物件独特のデメリットがあり、その分、競売物件の価値を低く評価しているから価格が低い理由です。

独特のデメリットとは何かというと
競売物件を入手することのデメリットは、なんといっても売主がいないという点です。
通常の不動産売買では法律によって売主に課されている義務があるが、それがなくなるからです。
売主がいる場合「引き渡し義務」というものがある。
売主がいない場合はもちろん「引き渡し義務」がありません。

買主は代金の支払いと引き換えに、カギの引き渡しを受け、設備機器の使用説明など細かな説明まで受けるのが普通なのだが
競売で不動産を入手した場合、所有権が移転するだけで裁判所は「引き渡し」をしてはくれません。
第三者が住んでいる場合もある物件ですので立ち退きの交渉もすべて競売で不動産を入手した人がおこなう。

他にも通常は売主に「瑕疵担保責任」の義務もあるが、「瑕疵担保責任」もない状況となる。

競売も売却という言葉がでてくるため売主=裁判所と認識しがちなのだが、そうではないことに注意しないといけません。

裁判所のホームページ

 

不動産をせりにかけて売却するような、オークションのイメージを持たれている人が多いかもしれません
実際は「一発入札」の形をとりますので、一度希望価格を決めて入札してしまうと、変更や取り消しが出来ません。
その為、相場や物件状況などの情報不足が大きなデメリットとなります。

最後に初心者が競売に出してはいけない理由ですが
・物件情報や相場を調べきれない
・全て自己責任でリスクを負わなければならない
・手間や時間がかかり、割に合わない

 

インターネットでの競売物件サイト

BIT

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