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2020年2月3日

災害対策

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近年、西日本の豪雨や北海道の地震、直近では台風15号、19号による千葉県の大規模な停電など自然災害による被害が多発しています。

関東でのマグニチュード7クラスの地震は、今後30年以内に70%の確率で起こると言われているなか、いつどこで起きるかわからない自然災害の為に備えておくことは非常に重要かと思います。

今回のコラムでは、災害が起きた際の注意点、準備しておくべきものについて書いていきます。

ガスの対策

地震が起きた際の火災のリスクを回避するために、以下のことを注意してください。

まずは、日頃からご自宅の室外にマイコンメーターがついているかを確認してくことをお勧めします。

【画像例:マイコンメーター】

高賃コラム(修正案) 災害対策【画】 マイコンメーター

マイコンメーターには、震度5相当以上の揺れを感じたら自動遮断する装置が付いているので、大きな揺れの中、慌てて火を止めに行く必要がなくなります。そのため、「身の安全を確保する」ことに専念できます。

もし料理中など火を使っている際に地震が起きた場合でも、「まず身の安全を確保する」ことを優先し、すぐに火を消せるのであれば消し、消すのが難しい場合は、揺れがおさまってから消すようにしましょう。

揺れがおさまったら、消せなかった器具のガス栓を閉め、都市ガス・プロパンガス共にできるだけ早く元栓を閉め、しばらくは火を使わないようにしてください。

マイコンメーターが付いていても、念のため、元栓は閉めるようにしましょう。

揺れがおさまった後、ガス臭い場合は、金属の摩擦を原因とした引火を防ぐため、窓や戸、鍵等もゆっくりと開けます。換気扇や照明等の電気器具のスイッチのオン・オフも、電気の火花で引火の危険があるそうなので気を付けてください。

ガス漏れの有無を判断する際に気をつけたいのは、ガスは種類によって重さが違うということです。

都市ガス(6Aと呼ばれる種類を除く)は空気よりも軽く天井付近に溜まり、プロパンガスと一部の都市ガス(6Aと呼ばれる種類)は空気よりも重いため、足元に溜まります。

ガスの種類 ・都市ガス
(6Aと呼ばれる種類を除く)
・プロパンガス
・一部の都市ガス
(6Aと呼ばれる種類)
ガスの比重 空気より軽い 空気より重い

また、ガス臭くなくても、二次災害を防ぐためにもロウソクやタバコなど、火を使うことは控えましょう。お使いのガスの種類によって、かがんで匂いを察知するなどしましょう。換気ができましたら、ガス会社に連絡します。

地震後に周囲に地震の被害がないことが確認されれば、元栓を開けてガスを使うことが可能になります。マイコンメーターもご自身で復旧することができます。

(引用:「減災どっとこむ」 http://www.gensai.com/jousiki/daikibo_gas.html

高賃コラム(修正案) 災害対策【画】 マンションボーイ・①ガス

電気の対策

地震や豪雨などにより、大規模な停電が起こることが予測されます。電気、電化製品から発火の恐れも十分にあります。

災害時の電気事故や火災を未然に防ぐために、まず、日頃から室内の分電盤に漏電ブレーカーが付いているかを確認し、もし付いていない場合には取り付けるようにしましょう。

【画像例:漏電ブレーカー】

高賃コラム(修正案) 災害対策【画】 漏電ブレーカー現調

 

大型電化製品の転倒による漏電を防ぐため、洗濯機、冷蔵庫、テレビ等は置き場所や固定金具の利用など工夫して安全対策をしましょう。。

災害が起きた際には、使用中の電気器具のスイッチを切り、プラグもコンセントから抜いてください。他にも、水に濡れた電化製品や、配線等の使用も漏電の原因となり、火災のリスクになるので避けましょう。

地震が起きても電気設備に異常がなければ、電気は家庭に送られています。電気が復旧し、壊れた家電などに電気が流れて発火するケースがとても多いようです。電気の消し忘れなどによる火災を防ぐため、避難する際には分電盤のブレーカーのつまみを必ず下げましょう。

上記、「ガスの対策」でも記載しましたが、ガスの臭いがする時などは電気の使用を避け、ガス栓を閉めるとともに、窓を開けて換気を行い、ご利用のガス会社へ連絡します。

地震直後は必要最小限の送電となる場合があります。電気のご使用は必要なものだけに控えるようにしましょう。

(引用:「ライフラインの防災対策」https://www.pref.aichi.jp/bousai/lifeline/denki.html

 

高賃コラム(修正案) 災害対策【画】 マンションボーイ・②電気

(東京電力サイト:http://www.tepco.co.jp/disaster/jisin.html

準備しておくべきもの

高賃コラム(修正案) 災害対策【画】 マンションボーイ・③非常持出袋

【画像例:非常持出袋の内容】

高賃コラム(修正案) 災害対策【画】 非常持出袋

【非常持出バッグに備える常備品】
・飲料水(目安:1人につき1日当たり3ℓ)※野菜ジュースなどもあると良し
・食料品(カップ麺、チョコレート、缶詰、ビスケットなど)
※非常食、カロリーを摂取できるもの
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(絆創膏、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
・懐中電灯
・モバイルバッテリー(充電器)
・携帯ラジオ
・予備電池
・トイレットペーパー、ウェットティッシュ
・マッチ、ろうそく、カセットコンロ
・サランラップ ※お皿が洗えない為、必須
・衣類(数日分の着替え、下着)
・毛布、タオル
・洗面用具
・使い捨てカイロ
・携帯トイレ
・乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。

上記のものは、非常持ち出しバッグに最低限は備えておきたい必須のものです。通販などでセット販売もされているので、日頃から準備しておくようにしましょう。

(引用:「首相官邸HP ~災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

 

まとめ

「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、災害が起きてからでは対策が難しいため、事前に災害を見据え準備をすることがとても重要です。

日本各地で自然災害による被害が多発している現在、備えを怠らないことが大切だと感じました。明日は我が身、以上参考になれば幸いです。

 

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