天気予報で雷注意報が発表された時、
大事なデータが入っているパソコンや家電のコンセントが刺さったままだ…!
と、焦った経験がある方が多くいらっしゃるかと思います。
雷対策をしたくても仕事などで外出していてすぐに対応できず、
実質、生活している中で使用後は必ず毎回コンセントから抜く家電は限られてきてしまいます。
もしも建物や家財が落雷により被害を受けてしまったら、加入している火災保険から補償を受けられる場合があるので、是非頭の片隅に覚えていただければと思います。
今回は補償対象になっている事例をご紹介します。
火災保険は大きく分けて「建物」を対象としたものと、「家財」を対象にしている2種類のものがあります。
・落雷が原因で建物本体が火事になった
・落雷が原因で屋根が破損した
・近隣の電柱に雷が落ち、その影響で動作に不具合が生じた
(トイレ、システムキッチン、ビルトインタイプやその他備え付けの電化製品など)
家電は建物に備え付けの場合には「建物」として分類されます。
・近隣の電柱に雷が落ち、その影響で建物内にある電化製品の動作に不具合が生じた
(冷蔵庫、洗濯機、テレビなど)
・落雷が原因で起こった火事により、建物内にある家具や衣類が燃えてしまった
・落雷が原因で起こった火事により、自転車や原付バイクが燃えたり破損してしまった
ただし、家財に分類されても補償対象外になる物もあります。
・自動車
・眼鏡、コンタクトレンズ
・有価証券
・携帯電話
携帯式で持ち運びや移動が可能な物が対象外となっています。
落雷でコンセントを伝って被害を受けやすいパソコンですが、被害を受けた部分によって補償を受けられるか変わってきます。
機械的な部分が損傷したハード面は補償されますが、データやプログラム等の破損は補償対象外となっています。
さらに、ノートパソコンは機械的な部分が損傷してしまっても、携帯式とみなされて補償対象外となる場合があります。
面倒だとは思いつつも、大切なデータは日ごろからバックアップを取っておくことが重要ですね。
知っておくと便利な火災保険の紹介でした。
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