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2019年9月1日

売却or賃貸、実際のところ、お得なのはどっち?

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購入もしくは相続で、所有しているマンションや戸建に住めなくなった時のオーナー様の選択肢として、売却にするか賃貸に出すか、非常に悩まれるオーナー様もいらっしゃるかと思います。大事な資産をうまく運用できるか、または売却して自らの手から離れてしまうわけですから、ここには慎重な検討が必要で、売却して現金を得るか、まとまった資金が必要でないなら賃貸に出して家賃収入を得るか、重要な判断が迫られます。

現時点では来年に東京オリンピックが控えており、オリンピック終了後は売買相場の変動、その先には不動産業界の経済に大きく影響するのではないかとも言われています。

現在の不動産業界は、アベノミクスによる影響を受け、2013年頃から海外の投資家が一気に日本・首都圏のマンション購入に押し寄せましたが、これは日本の都市部に限られた影響で、やはりオリンピックが近づき、そして終了するとその後は売却が相次ぐと予想されています。

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そうなってしまうと購入者の需要よりも売却物件の供給の方が多くなり、その物件の価値が下がってしまう事が考えられます。ただでさえ日本は世界でも上位に位置する少子高齢化社会の時代が続いています。オリンピックに便乗し再開発が各地で続けられ、生活のしやすさは向上するかもしれませんが、不動産を購入するまでの気持ちにはなりづらいかもしれません。

結局のところ、どちらを選ぶのが良いのかは難しい判断ではあります。ご自身の現時点の状況を踏まえ、売却をしてしまうのか、状況が読めるまでは賃貸でしばらく家賃収入を得るのか、一度ご相談いただければ幸いです。

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