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2019年7月31日

火災警報器の設置義務

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いつ起こるかわからない住宅の火災。

火災における死者の9割以上が住宅の火災によるものです。

住宅の火災を知らせてくれる「火災警報器」しっかりと設置は出来ていますか?

火災警報器は改正消防法により、2006年からすべての新築住宅への設置が義務付けられており、既存の住宅に関しては2011年以降に全市区町村で義務化されました。

2006年以降の新築・改装住宅に関しては建築確認申請に設置内容の記載が必要になる為大丈夫ですが、中古住宅に関しては届出の必要が無いため見落とされがちです。

 

過去の住宅火災において、火災警報器を設置していた住宅と設置していなかった住宅を比較してみると

死者発生件数で約1.8倍、延焼床面積で約3倍、損害額も3倍と設置していなかった住宅の被害が大きいそうです。

 

火災警報器は火災が起きた際に「火事です」と音声で知らせてくれるものや、耳が不自由な人にも対応できるように光や振動で知らせてくれるタイプなどがあります。

いち早く火災に気づくことで消火や通報、避難の行動が早まり被害を最小限に抑えることが出来ます。

 

火災警報器の寿命

火災警報器の寿命はおおよそ10年と言われています。

10年以上経過しているものについては機能の保証がされない為、確認は必須です。

また、10年経っていないが電池切れのケースもしばしばあります。

説明書などに電池切れの際のサインなどが記載されているので、そちらの確認も徹底しましょう。

付いているからと言って安心せず、点検・チェックは万が一の時の為に定期的に行っておいたほうが安心です。

 

火災警報器の設置場所

住宅用火災警報器を設置する部屋は、各市町村の火災予防条例で定められた場所に取り付ける必要があります。

ただ全国共通で、寝室及び寝室がある階の階段には、原則として煙式を設置しなくてはなりません。

浴室、トイレ、洗面所、納戸などは義務化のようです。

※市区町村によってはトイレなどにも設置が必要な場合もあるので要確認です。

 

火災警報器の取付位置

火災警報器は壁に取り付けるものと天井に取り付けるものがあります。

それぞれ基準があるので以下ご確認下さい。

 

・壁

天井から15~50センチメートル以内に住宅用火災警報器の中心が来るように設置

・天井

エアコンの吹き出し口や換気口などから1.5メートル以上離れた

壁または梁から60センチメール以上離れた天井の中央付近に設置。

 

正しい位置に取り付けることで熱を素早く感知できるようになるそうです。

 

まとめ

いつ起こるか分からない住宅の火災に備え、今一度防災設備の確認を行うことで

自分自身だけではなく大切な家族の命を守ることに繋がります。

起きてからでは遅いので、後悔しない為にも今一度チェックをお願いします。

 

 

 

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