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2019年3月28日

西新宿三丁目再開発

西新宿2
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昨今、都内各地では再開発が進み、時代とともに街の景色が大きく変化しています。

今回は数々ある再開発事業の中で目を引くものの一つ、

西新宿三丁目の再開発事業についてご紹介します。

西新宿三丁目西地区市街地再開発事業

「西新宿三丁目西地区市街地再開発事業」と称されたプロジェクトは、

新宿パークタワーと東京オペラシティの中間に位置する

「西新宿三丁目西地区」を再開発するプロジェクトとなっています。

 

最初に発表されたプロジェクトの概要は

・地上77階 高さ338mの日本一高い超高層オフィスビル

・地上62階 高さ255mの超高層住宅棟を2棟

・地上47階 高さ200mの超高層住宅棟

上記の計4棟を建設するといったかなりの大規模なプロジェクトでした。

しかし、あまりにもの広範囲の為、地権者の数が多く調整が難航し

何も進まないまま時間だけが経っていきました。

 

再開発計画の決定

そんな中2018年11月20日に行われた都市計画審議会で

西新宿三丁目西地区の再開発計画について審議を行い、再開発計画がついに決定しました。

 

再開発予定エリア

西新宿
(引用:(仮称) 西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発準備組合資料)

 

再開発の概要は以下の通りとなっています。

・ 所在地:東京都新宿区西新宿三丁目内

・ 階数 : 地上65階、地下2階(北棟、南棟)

・ 高さ : 約235m(北棟、南棟)

・ 開発対象区域 : 約48,000㎡

・ 延床面積 : 約389,900㎡(施設全体) 約181,600㎡(北棟)約203,100㎡(南棟)

・ 構造 : 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造

・ 用途 : 共同住宅、商業施設、子育て支援施設他

・ 総戸数 : 約3,200戸(北棟約1,650戸+南棟約1,550戸)

・ 建築主 : 西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合
(事業協力者 前田建設工業、野村不動産、東京建物、住友商事、首都圏不燃建築公社)

・ 着工 : 2022年以降予定

・ 工事期間 : 約8年

・ 総事業費 : 約2,000億円

 

また、上記のツインタワー以外にもマンションの建設が予定されているとのこと。

 

十二社通りに面したエリアに

・高さ : 35m

・敷地面積 : 約500㎡

・構造 : 鉄筋コンクリート造 地下1階地上10階、

・延床面積 : 約3700㎡

 

・敷地面積 : 約270㎡

・構造 : RC造 9階建

・延床面積 : 約1500㎡

 

上記2棟のマンションを建設するそうです。

タワー低層部には物販や飲食店舗などの商業施設や教育施設、高齢者支援施設などを入れ住みやすい街づくりを実現させる予定です。

 

その他にも地区の道路の幅を広げ、緑化空間の整備を行い、街並みに合わせた広場を整備。

オペラシティまで歩行者デッキを繋げ、利便性と街の賑わいを更に高める予定だそうです。

 

まとめ

西新宿三丁目の再開発の規模の大きさに驚きです。

現在でも西新宿エリアには多くの高層ビルや建築物が建ち並び

摩天楼という言葉がしっくりくる街並みですが、さらに2棟の超高層タワーが建設され新たな西新宿のシンボルとなること間違いなしでしょう。

商業施設や教育施設、高齢者用施設なども増えるため、住みやすさという点でも西新宿というエリアの評価が上がるのではないでしょうか。

計画完了までは10年ほどの期間がありますが、日に日に変わっていく街の景色は必見です。

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