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2018年4月20日

新資格「宅建アソシエイト」について

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不動産流通推進センターが4月12日、2018年度事業計画を公表しました。新規事業として、新たな認定資格「宅建アソシエイト」を創設することになったようです。

この「宅建アソシエイト」とは、主に宅地建物取引業従事者に対し、自主学習や研修の受講、宅建業法に基づく登録講習の受講、あるいはコンプライアンス の徹底・インスペクション関連知識の習得等を促進し、資質向上に努めることを目的として創設されたようです。

簡潔に言うと、宅地建物取引業従事者のスキルアップを目的としているようです。

現在、宅建業従業者役55万人のうち宅健士取得者は約30万人となっており、未取得者の資質向上が課題となってました。
この「宅建アソシエイト」を取得することで、宅建士未取得でもスキルがあることの証明や、従事者のモチベーションアップにつなげ、安心で安全な取引の実行を行えるようになることを目的としているそうです。
そして宅建士の資格取得の促進につなげることも目的としているようです。

制度の概要

下記①～④のステップを修了・習得した者に対し（公財）不動産流通推進センター（推 進センター）の認定資格として、「宅建アソシエイト」資格を付与する。

① 第１ステップ 初任研修等 全宅連の「不動産キャリアパーソン」、全日の「ステップ・アップ・トレーニング」、推進セ ンターの「不動産基礎研修」等の初任従業者研修課程を受講することによって、不動産業に 従事するに当たって必要な基礎的かつ実務的な知識を習得する。
② 第２ステップ 自主学習等 各団体による自主研修、ＯＪＴ、推進センターの「スコアコンパクト版」等を受講し、実 務経験２～３年に相当する実務的な知識を習得する。
③ 第３ステップ 登録講習 宅建業法に基づく「登録講習」を受講することにより、宅建従事者として十分な能力を有 するために必要な法的知識等を習得する。
④ 第４ステップ 修了課程 推進センターが実施する修了課程を受講することにより「コンプライアンス」「インスペ クション」「瑕疵担保責任保険」等の基礎知識を習得する。
⑤ 認定 上記①～④のステップ修了者を推進センターが「宅建アソシエイト」として認定し、認定 証明書を発行する。

 

まとめ

第1回の申込受付は10月～11月を予定。2018年度での認定者数は1,000人を目指しているそうです。

宅建士の前段階のような資格ですが、従事者のスキルを明確に証明する一つのラインとなってくることと思います。

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