マンションやアパートに名前が付くのは物件が建築後ですが、物件名が具体的に決まるのは、不動産の建築確認を行うときです。
建築確認とは、建てようとする建物が建築基準法に沿って建てられているかどうかを確認するために行われるものです。
しかしこの時は(仮)○○3丁目アパートなどといった名前でも構いません。
基本的に物件名を付けた上で役所に書類提出することが一般的ですが、物件名を記載しなくても登録できる場合もあります、そもそもの問題として、建築確認の際に物件名を記載する必要がない場合は、物件名を変更したとしてももちろん役所に届け出る必要はありません。
物件名の変更の手続きが必要かどうかは、所有者・入居者ともに「あなたの物件名を登録する必要がある企業者や役所が、どういった形であなたの物件を登録しているか」によります。
↓所有者が届け出る必要がある可能性のあるもの
・電力会社
・ガス会社
・水道局
・ゼンリン
・NTT
↓入居者が届け出る必要がある可能性のあるもの
・住民票
・免許証
・保険証
入居者はそもそも免許証や住民票に物件名を入れて登録していなければ変更の必要はありません。所有者は物件名をころころ変えてしまうと入居者に迷惑がかかるのでその点も踏まえて慎重に行いましょう!
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