住宅へ窃盗で侵入することを「住宅対象侵入窃盗」といいます。
また、「住宅対象侵入窃盗」は「一戸建て住宅」「その他の住宅」「中高層住宅(4階建て以上)」を対象とする「空き巣」「忍込み」「居空き」のことです。
過去5年での件数は下記です。
平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | |
侵入窃盗 | 7,756 | 6,925 | 6,324 | 5,250 | 5,237 |
内住宅対象侵入窃盗 | 4,437 | 3,694 | 3,291 | 2,750 | 2,681 |
住宅対象侵入窃盗の占める割合 | 57.2% | 53.3% | 52.0% | 52.6% | 51.2% |
つまり、侵入窃盗全体の内、半分以上は住宅に対するものということです。
平成29年の統計は下記です。
窓(縁側・ベランダ)30.7%
窓(居室)22.0%
窓(その他)8.6%
窓合計61.3%
表出入り口33.8%
その他出入り口4.9%
出入り口合計38.7%
よくテレビドラマで見かけるベランダや居室の窓から侵入する方法、
やはりこちらが一番多いようです。
ただ、表出入り口が33.8%もありました。
玄関からの侵入が全体の3分の1というのは驚きです。
こちらは鍵穴をピッキングされてしまう方法や鍵の閉め忘れなどですが、
オートロックマンションの場合
「ゴミ捨てやちょっとコンビニまでお買い物の間は大丈夫かな~」という
一瞬の間に狙われてしまうこともありますので要注意です。
ちなみに戸建ではガラスを割ったりこじ破る手口が多く、
マンション等では鍵を閉め忘れた玄関や窓からの侵入が多いようです。
よく防犯対策でマンションやアパートの1階を避ける方がいますが
それよりも鍵の閉め忘れに注意しましょう!
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