突然ですが、液状化というものをご存知でしょうか?
昨今、日本各地で起きている大規模な地震などのニュースで「液状化」というワードを耳にした方も多いのではないでしょうか。
液状化とは、地震が発生した影響で地盤が液体状になることを言います。
液状化は同じ成分や同じ大きさの砂からなる土が、地下水で満たされている場合に発生しやすいといわれています。
そのような砂でできた地盤は砂の粒子が結びついて支えあっていますが、地震発生で繰り返される振動により、地中の地下水の圧力が高くなり、砂の粒子の結びつきがバラバラとなって地下水に浮いたような状態になります。これが液状化です。
このような状態となると、水よりも比重が重い建物が沈んだり、傾いたりします。水の比重よりも軽い下水道のマンホールなどが浮き上がる場合があります。
(引用:東京都都市整備局 http://tokyo-toshiseibi-ekijoka.jp/about.html)
物件を購入する際や、借りる際に重要事項について説明を受けますが
現状、土砂災害警戒区域・造成住宅防災区域・津波警戒区域についての説明は義務付けられていますが
現状、液状化の恐れがある区域についての説明は項目にはありません。
現状は液状化の恐れがある地域については、自身で調べるほかありません。
東京都の建設局・港湾局より東京の液状化予測図が平成25年に発表されています。
(引用:東京都庁 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/03/20n3ra00.htm)
城西エリアから23区外については液状化の可能性は低いようです。
河川や海が近くなると液状化の可能性は高くなっています。
足立区、葛飾区、江戸川区については広い範囲で液状化の恐れがあります。
これから家を建てる方、購入する方は液状化の恐れについても調べた上で検討してみてはいかがでしょうか。
参考にしていただけると幸いです。
Copyright 2009 Room Style All rights reserved.