賃貸募集には一般媒介契約と専任媒介契約で2つのパターンがあります。それぞれのメリット・デメリットについて話していきたいと思います。
いくつかの会社に賃貸募集を依頼することを一般媒介契約と言います。
・物件情報を広く公開される。
・複数の不動産業者と取引することによって、それぞれ比較できる。
・空室確認や在住内見など、複数の業者とのやり取りをするため、面倒。
・募集業務状況の報告義務がないため、募集の動向が把握しづらい。
・複数の不動産業者のうち報酬額をいただけるのは1社のみになるため、
任せた業者が積極的に動かない可能性がある。
・各業者が同ポータルサイト内に同物件を掲載するので、
募集ポータルサイト内でオーナー様の物件情報が被って掲載される。
・元付業者の定休日が異なるため、空室の確認ができない元付業者が1社でもある場合、
仲介業者はエンドユーザーへ物件を紹介しづらい。
・窓口を1社(当社)に任せることにより、物件に対して積極的かる責任をもって
成約に向け業務を行える。
・専任の業者が一括して業務を行うので連絡窓口が一本化する。
・オーナー様へ募集業務状況の報告義務があるため、業務動向を把握しやすい。
・しっかり情報管理が徹底されるため、物件情報の信頼度が高くなる。
・情報を出し渋るケースがある。
(囲い込み、別ページ参考)
・専任業者が契約しているポータルサイトが少ないと、エンドユーザーへの認知度が低くなる場合がある。
いかがでしたか、それぞれメリット・デメリットがあり迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。一昔前は、インターネットが流行していなかったので、地元の不動産屋さんに行ってお部屋を探すことが一般的だったので、一般媒介契約の方が情報量も広まるので人気でした。
しかし、最近ではほとんどの方がインターネットでお部屋探しをするので、専任媒介でも一般媒介でも広まる情報量は変わりません。「指定流通機構(レインズ)」という不動産業者間サイトで物件の情報をのせることによって、専任媒介の募集でも全国の不動産業者がお客様に物件を紹介できるようになりました。
信頼できる会社、営業マンに出会えた時は、専任媒介でお任せされてみてはいかがでしょうか。
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